【MITSUKE KNIT】×【Charee Braver】
ニットの聖地・新潟県見附(みつけ)市の『MITSUKE KNIT』と、自転車を切り口に機能的なファッションを追求するブランド『Charee Braver』の協業が実現。2021秋冬コレクションに、2ブランドのコラボアイテムが加わります。
この記事では、『MITSUKE KNIT』という特別なブランドと、協業の経緯、そして本日発売のコラボアイテムについてご紹介いたします。
ニットブランド『MITSUKE KNIT』とは
『MITSUKE KNIT』は、日本有数のニットの生産地 新潟県見附(みつけ)市内のニットメーカー6社が、企業の垣根を越えて生み出した特別なブランドです。
『MITSUKE KNIT』参画企業
- 第一ニットマーケティング株式会社
- 株式会社マックスニット
- 金録ニット株式会社
- 丸正ニットファクトリー株式会社
- 株式会社三本テキスタイル
- 株式会社ニーテックジャパン
世界最高級のニット生産地 新潟県見附市
日本一のニット生産地である新潟県。そのほぼ中央に位置する見附(みつけ)市は、メンズ製品向けニット生産額日本一のニットの街です。
(画像:見附市観光物産協会)
もともと江戸時代から織物業が盛んだった見附市周辺ですが、戦後、ニット産業の中心地としてさらに栄えていきました。脈々と受け継がれてきた技術力は、名だたる高級ブランドのニット製品にも使用される一級品です。
オリジナルブランド『MITSUKE KNIT』の誕生
しかし、見附で働く人々には悩みもありました。受託生産が多く、どうしても見附のニット産地としての知名度が低かったのです。
どうすれば、見附の高品質なニットを人々に直接届けられるか。そんな思いを共有したのが、見附の中核ニットメーカー6社の若手社員たちでした。2015年、彼らを中心に発足したのが、産地ブランド『MITSUKE KNIT』です。以来、各社の強みをいかしたオリジナル製品を消費者に届けてきました。
Charee Braver × MITSUKE KNIT コラボの背景
今回の協業先となったのは、MITSUKE KNIT 参画6社のうちのひとつ「金録ニット株式会社」です。
以前より金録ニットの技術力に惚れ込んでいた Charee Braver 開発部のスタッフ。一方、金録ニット・MITSUKE KNIT 側にも、人びとに直接ニットを味わってもらいたいという願いがありました。全国4店舗、オンラインにも展開するCharee Braver のお客様との接点は、それに相応しい場所でした。
そうして、2021年 AWコレクションの充実に向けた今回の協業が実現いたしました。
『金録ニット』の高い技術力
昭和35年設立の同社の強みは、長い歴史の中で培われた高い縫製技術です。特に、異素材を編み合わせる技術に長けており、ゴルフブランドなどとの協業も多く手がけてきました。
今回のコラボアイテムは、そんな金録ニットのアイデアと技術力がふんだんに注ぎ込まれた逸品に仕上がっております。
(画像:MITSUKE KNIT 公式ウェブサイト)
コラボアイテムのご紹介
『Charee Braver』×『MITSUKE KNIT』コラボアイテムは、全部で11点(2021AWコレクション)。第一弾として本日発売開始されるのは「サイクリングセーター(クルーネック)」です。
コラボアイテム第一弾 サイクリングセーター(クルーネック)
「サイクリングセーター(クルーネック)」商品ページ
価格:¥19,800
カラー:オレンジ、ネイビー、ブラック
このアイテムは、名前の通り、自転車に乗る際の利便性が考慮されています。前面と背面・袖とで生地の質感が異なっており、特に背面・袖は、網目が凝縮された強い生地になっています。
その狙いは、リュックを背負うことによる毛玉を防ぐこと。この仕様は、「金録ニット」による、繊維を強く凝縮させる「縮絨」という加工方法で実現しました。縮絨の風合いは、地域や工房の個性が出るポイントです。
せっかく高価なニットを買っても、結局できてしまう毛玉に悩まされていた方々に、ぜひ試していただきたいアイテムでございます。
今後、さらに『MITSUKE KNIT』とのコラボアイテムが追加されます。ぜひお楽しみに。
追記:すべての2021SSコレクションコラボアイテム11点が入荷。一覧はこちら。
『MITSUKE KNIT』とのコラボアイテム全11点が、オンラインストアに出揃いました。こちらのページにてご覧いただけます。
追記(2022年2月11日):2022SSコレクションが発売開始されました。
2022SSコレクションの一覧はこちらのページから